2022年籾播き記録。

籾播き 栽培

昨年の籾播きで大失敗し、辛い日々を送ったことを思い出しながら、今年こそ立派な苗を作ろうと決意を新たにしている管理人のコーキです 。

今年改善した事をまとめておきます。

まずは我が家の育苗方法の説明から

  • ビニールシートを敷いたプール育苗。(ビニールを使わず、田んぼに直接水を入れる方法もあるのですが、最後に苗箱を運ぶときに、足元がぬかるんでいると疲れるので、ビニール使ってます)
  • 床土を入れた苗箱を並べて、レールにし、その上を転がす播種機を使用。(苗箱を運ぶのが一回で済むから)
  • 播種したら潅水して、覆土。同じ播種機を使用。(播種機に土を入れるのに体力が必要)
  • ラブーシート(厚めの不織布)をベタがけし、シルバーポリでトンネル。
  • 苗がある程度育ってきたら、まずラブシートを外し、さらに大きくなったらシルバーポリを外す。
  • プールに水を溜める。水が減ったら入れ足し、田植えまで管理。
  • プール育苗のコツは、苗床の高低差を無くし、できるだけ水平にする事。低い所(水が深い)は深さに合わせて苗が伸びるから。
  • 床土は、ここ5年くらい籾殻と米ぬかと混ぜて発酵させたつもりの発酵籾殻を使用。(軽いしお金がかからないから。苗箱並べる時、1回に10枚運べる。)

昨年の失敗事例

  1. 苗箱を並べる場所の土がフカフカすぎて苗箱が安定せず、播種機が脱輪しまくった。
  2. 籾を播種した後の潅水が甘く、芽が出ない所(ハゲ)が多くて相当焦った。(もう一回播き直すか購入するかを考えてたのですが、最終的には遅れて芽が出てきたので何とか田植えはできました。)
  3. 別の致命的なミスをして最後の最後で泣いた。(この話は後日、書ける気分になったら書きます)
2021失敗した苗
2021の失敗した苗。苗が小さい部分は当初は芽がでてなかった。

2022年に改善または取り組んだ事。

  1. 代かきした後にガチガチに干した地面。←ヒビ割れて多少デコボコができるが、ゴムハンマーなどで修正可能。概ね水平で苗箱も安定した。
  2. 籾殻くん炭床土の使用。←発酵籾殻より籾殻くん炭の方が良さそうだから、前年の秋に焼いた。PHが高くて良くないという話もあり、ドキドキしてますが、プール育苗なら大丈夫と「現代農業」の記事にあったので試します。
  3. プール育苗用の土手に、温水ホースというビニールホースに水を入れて使う。←今までは、プールの土手に板、竹などを試して、最終的に土で作ってたのですが、後で出てくるシルバーポリの押えも兼ねてビニールホースを使用しました。水の量がかなり必要ですが、設置が楽だし細かい修正ができるので、使って正解です。
  4. プールに水入れての潅水。←昨年の大失敗はこの潅水の量が少なかったから。特に籾殻使うと水を吸わないので、今年は覆土まで終わってから、プールに水を溜めて余裕の潅水です。覆土した後に水をかけると、土が固まって苗が土を持ち上げたりしますが、芽が出ないよりマシと言う事でどぶ漬です。これで十分水を含んだら、一旦プールの水を抜いて、不織布がけ、シルバーポリのトンネルがけします。
  5. シルバーポリの押えをプール用のホースで代用。←今までは土で押さえてたのですが、今年は、ガチガチの地面にしたので、これをクワで掘るの面倒くさいなと思ってました。で、閃いたのがプール土手用のホースで押さえれば…という事で、これが大正解! 今の所吹き上げたりはしてません。
シルバーポリのトンネル

以上が今年の籾播きの内容です。今年は取り組みが良かったからか、人数も多かったからか、準備が良かったからか、苗箱の枚数が増えた割には意外と楽な籾播きでした。今後は失敗しないようにちゃんと記録しておきます。

今の所、順調そうなので、なんとかひと安心。これで半作はとれるかな(笑)

2022苗
少し揃ってないところもあるけど、とりあえず順調。

使用した資材等のリンクを貼っておきます。もしネットで購入する機会がありましたら、こちらのリンクから買ってもらえると嬉しいです。(*^^)

↑農業用ポリはプールを作るときに使用してます。

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